◆お父さん、お母さんにおくる

おうちでえほん その4

絵本を読み聞かせることによって育つのはお子様の心です。

絵本を読んでもらっているお子様は、読み手の声に誘われて絵本の世界に入って行きます。
そしてそこで主人公となって様々な体験をします。

それはもちろんバーチャルな世界ではありますが、お子様の心の中ではリアルな心の動きを伴っています。
絵本を通して笑ったり、泣いたり、困難なことに立ち向かったり。
そうすることでお子様の心の中は豊かに耕されて行くのです。

また絵本を通して言葉を習得することで、自分の考えや気持ちを表す術も身につけて行きます。

ところで字が読めるということと物語の中に自身が入って疑似体験するということは、一見同じように見えますが実は隔たりがあります。

どうか小学校に入って字を習った後も読み聞かせを続けてください。
小学生になったらお子様の成長に合わせて徐々に長い物語にも挑戦してみて下さい。

耳で聞くことはとても大切でイマジネーションを助けます。読み聞かせを続けることで人の話も内容を捉えてしっかり聞けるようになります。
授業中の先生のお話についても理解が深まることでしょう。

10歳まで読み聞かせができれば理想的だといわれています。

 

ご意見はこちら→932soudan@gmail.com


【バックナンバー】

すべてのバックナンバーを見る

志摩子さんのプロフィール

30余年間、幼稚園や保育園、小学校等で開催されるお話会で、絵本の読み聞かせを継続中。

大学では、絵本についての講演や、各自治体の児童施設における絵本の選定や絵本に関する相談など、

絵本に関する幅広い分野で活動中。図書館司書、小学校、中学校教諭(国語)免許所有。